こんにちは。
ブログも休みがちになっておりますが、ご報告がございます。
このたび、こどもを授かりました。
妊娠しました
現在、ようやく安定期と呼ばれる妊娠5ヶ月に入り、少しほっと安心。
改めて、おなかにこどもがいる喜びを実感できるようになりました。
とても、
とてもありがたいことです。
順調に育ってくれたら、あと半年以内に生まれるはず…。
さて、今日は本当にありがたいことだけれど”ちょっと大変だったこと”を書いています。
「過ぎれば自分でも謎だけど、しんどかったわーーーー(笑)」そんなおはなし。
妊娠初期は人に相談できない
本当に、初めての妊娠は分からないことばかりです。
母の時からは時代も常識も変わっているので、今小さなお子様がいらっしゃる方に色々聞きたい…
しかし…!
妊娠初期はあまり人に相談できない
のです。
その理由は…
(特に初期)流産率が高い
妊娠して、気をつけることなどを調べるようになってから知ったのですが、流産率は全妊娠中の約2割ほどにもなるのだとか。
特に初期の頃がその内の9割を占めるそうです。
初期流産とは妊娠約12週、3ヶ月までに起こる流産で、その率は年齢によっても大きく変わります。
ちなみに、多くの場合の原因は染色体異常であり、母体に責任はないとのこと…一定の確率で起こるのです。
複雑極まりない発生の過程で遺伝子上のミスは当然起こるのでしょう。
このようなことを考えると、妊娠・出産は本当に奇跡の連続なのだなと思います。
さて、そのような理由もあり、
早すぎる時期の報告は、その後の流産の可能性も決して無視できるものではなく、そうなったことを伝える時に自分が苦しいのはもちろんですが(そこは自分が話したのだから仕方がないのですが)、伝えられた側にもとても気を遣わせることになります。
色々考えた上で、わたしは人に相談するということができませんでした。
そのため、情報収集の大部分は産婦人科での健診時とネットに頼ることに。
しかし、ネットは調べれば調べるほど不安になるもの、真偽不明の記事も多く、健診までの1日1日を長く感じつつ過ごしていました。
安定期に入った今、お腹も膨らんできて、素直に嬉しく思う余裕も出てきて、愛情のようなものが湧いてきたような気がします。
(望んで妊娠したので本当に嬉しいと思いつつも、生まれて初めて経験する心身ともにコントロールできない不安感に押しつぶされそうだったのです)
>>>妊婦さんオススメのブログ
人に聞けないこの時期、ツイッターでも仲良くしていただいているお二方の記事を熟読していました。
・おぱるさん
働く妊婦がこれは便利!よかった!と思ったマタニティグッズ12個
→エンジェルサウンズ大活躍してます!
・ittinさん
第二形態になりました-妊娠前にやっておいた方がいいと思うこと-
→つわりのこと、すべきこと…他記事も含め参考になりました
トラブルは吐きつわりのみではない
さて、職場やツイッターなど、多くの方の体験談を見るにつれて恐れていた”つわり”。
結論から申しますと、わたしは非常に”つわり”が軽い妊婦であると思います。
ありがたや!
ごく初期の頃、食べないと胃がムカムカして気持ち悪い”食べつわり”が2週間ほどありましたが、世間一般的にはかなり短く楽な方。
食べるとマシになるもありがたい。
それでも、胃のムカムカが一日中続くと心が折れそうになります。
(いつ終わるか分からない車酔い二日酔いが続く状態をご想像ください)
そして何より周りに言えない時期なのがつらかった。
夫が単身赴任中なので、家事をしてくれる人もいません。
この数週間は仕事から帰宅して、少し冷凍食品などを食べてお風呂に入って即寝る、洗濯は週中は一回するかどうか、掃除は全くできず…という綱渡り。
本当に、軽くて助かりました。
重いつわりの中、仕事をし、家事をされてる・されていた方…心から尊敬します。
しかしながら、トラブルは一般的にイメージする吐きつわりだけではありませんでした。
ちょっと想像以上でびっくりした部分も多かったのです。
マイナートラブルは小さなトラブルではない
つわり以外の症状は、多くの場合マイナートラブルという便利な言葉で片付けられます。
「なんやねーんそれ!!」です。
わたしに起きた・起きているトラブルはざっと以下の通り。
- 耳管開放・自声強聴
- 肌の乾燥
- 呑気症
- 膨満感
- 脳貧血
- 道路の匂いがだめ
- 頭痛・腹痛
- 疲れやすい
- 動悸息切れ
- 目の疲れ・常に眩しい
- 便秘
- 腰痛
- 精神的な落ち込み
これら全てが一気に押し寄せるのです。
普段なら完全に心が折れるようなこれらの症状全てを持ってしても、わたしは超健康な優良妊婦。
楽な方だよ、ありがたいと思うよ、
妊娠の嬉しさを思うと耐えられるよ、
でも、結構しんどいよ…
これら以上の症状を抱えつつ仕事もされている先輩ママ達ほんと尊敬だわ……!!
と何度思ったことでしょう。
聞きなれない方も多いかもしれない”耳管開放”とは、簡単に説明すると、電車の中や高層エレベーターなど気圧の変化で耳が詰まったような変な感覚になる症状です。
普段ならすぐに治るので気になりませんが、妊娠期の症状の場合そうもいきません。
しかも喋ると自分の声が大きく頭に響いて周りの声が聴こえなくなるのです。
職場、特に電話対応はつらかった…
お辞儀のように頭を下げると一瞬治る事があるので、しょっちゅう下を向いていました。
でも、すぐまたなるんです…
不快指数かなり高め。
肌の乾燥。
これも初期の頃ですが、皮膚科に行くほどではありませんでしたが、乾燥がひどくて身体中が痒かったです。皮膚は黒ずむし。
冬という時期も相まって、化繊のタイツのかゆいことよ!!
呑気症・膨満感。
わたしの場合、ストレスが溜まって自律神経失調症の症状が出ているときなどもなりやすいのですが、とにかく空気を飲んでしまう。いつもより沢山よだれを飲み込んでしまう。
常にお腹や腸がパンパンで、年明けから会社の制服の横のファスナー全開で過ごしていました。
これは今も続いていて、苦しい症状のひとつです。
食べた後はとくに、胃がパンパンでゲップをしたくてもできない…と言う状態が数時間続いています。
心をコントロールできない戸惑い
他にもいろいろあるのですが、わたしの中でもっともつらかったのは精神面かもしれません。
こんなにお気楽星人なわたしが!?!?
と自分でもビックリギョーテン!でした。
一人暮らしなので、身体のつらさと常につきまとう流産したらという不安感や恐怖(悩んでもどうしようもないんですけれど)を考えてしまう時間がどうしても長く、それらが心にも出るのか、自分でも異様なほど、ちょっとしたなんて事ない夫のひとことや態度で感傷的になってシクシク泣いたり拗ねたり、自己中心的になり…「わたしこんな人間じゃないのに」と、自分が嫌になってまた落ち込んだり…本当に驚くほど心のコントロールが出来ず戸惑いました。
今思っても「何だったんだあれ?」と思うほど、本気で、わたしの精神は何か巨大な力に乗っ取られたのでは??と思いました。
そういった面では、精神面のいわゆるマタニティブルー(というとなんだか軽い響きだけど)が一番つらかった…かも。
ちなみに、
2人で望んだ子どもなので当然と言えばそうかもしれませんが、こんな限りなくめんどくさい状態の妻であるにもかかわらず、毎週末転勤先から片道4時間程度かけて帰ってきてくれる夫には、改めてありがたいなぁと思うのでした。
進んでホイホイとなんでも器用にこなすタイプではありませんが、そっと寄り添ってくれている感じです。
そして、これは夫にはナイショですが、しんどい時に夫のご飯を作らなくていい、という点は単身赴任の利点だ!とも思っていたり(笑)
やっぱり嬉しいね
こんな時期もありましたが、安定期に入って少しずつマイナートラブルも治まりつつあり、日に日に喜びが増えてきています。
なんて単純なんだ??と驚いてしまいます。
いやはや、妊娠ってなんだか生命の神秘という一言では言い表せない不思議なことが沢山起こるのだなーと勉強中。
そうは言っても、現時点でわたし自身の生き方が何か大きく変わったわけでもなく、趣味や食べること、楽しく生きることを続けて日々お気楽にごきげんに過ごしていたいなぁと思っています。
生活のことやお金のこと、もちろんブログも続けていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
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