ほんの僅かな昇給をどう考えるか。資産形成の基本は本業の収入。




もくじ

資産形成・資産運用の方法はひとそれぞれですが…

投資信託、iDeCo、普通預金、定期預金、勤務先持ち株、社内預金…

現在のわたしの資産形成・資産運用ラインナップは以上の通りです。
今後、つみたてNISAにも取り組みたいとは考えていますが、今の自分に理解できて、且つ活用できるのはこれくらい。

人によってはその他にも不動産投資、個別株、外貨預金…様々な方法があると思います。

しかしそれらは原資あってこそ。

例えば、節約という方法も大変効果的な貯蓄手段の一つだとは思いますが、いくら節約しても収入以上の数値にはなりません。

特にわたしの場合は収入もそう多くないため、節約にも限度があります。
よく言われることではありますが、やはりお金に働かせること以上に、自分が働くことが大切だなと実感しています。

勤務先の給与体系

わたしの勤め先は昔ながらのザ・終身雇用年功序列型企業。会社がそこそこ安定していることもありリストラは創業このかたゼロなのが自慢(らしい)。また、程々の勤務態度で挑んでいれば、人事考課で平均点が貰え、毎年僅かながらではありますが自動昇給があります。

ただ「それだけではさすがに今の時代の給与体系としてふさわしくないだろう」ということなのか、成果貢献による昇給も取り入れられています。

毎年一回の人事考課において、個人の成果や能力、努力により平均点以上の評価が貰えれば、それに合わせた昇給が認められます。

例えばA(良)~E(悪)の5段階評価とすると、

  • 平均点のCは毎年5,000円上がる
  • Aはさらに5,000プラスして10,000円
  • Eなら5,000円マイナスされて0円

…といった具合です。

今年度の人事考課によりプラスαの昇給!




さて、わたくし事ですが、本年度の昇給で通常のベースアップに加え、人事考課によるプラスαの給与アップがありました。
評価された内容については、また後日記事にしたいと思います。

ちなみに上の例でいうと評価Bくらいに相当します(ちなみに勤め先の場合、Aはそれこそ売上数10%増!を達成した人くらいしかもらえず、一般職でしかも営業部門でないわたしには、そもそも目立つ仕事は少ないのでとても遠い評価です)。

昇給した額はいくらだったのか?

いくら上がったか…
その額、

月々1,000円弱

たかが1,000円…
自動昇給がない会社もあることを考えると有難いことには違いありませんが、税金を考えると手取り額はさらに少なく、ちょっとお菓子を買えばすぐに消えてしまうような額。


されど1,000円…

この金額について、少し考えてみました。

32年後その差はいくらか?

例えば、今年の評価がもし平均点のCだった場合と、1,000円の昇給があった場合で生涯年収比べると…

わたしは現在28歳です。
定年を60歳と考えると、あと32年間働くことになるので…
1,000円×12ヶ月×32年=384,000円

その差38,4万円です。

これを少ないと思うか多いと思うかは、人それぞれでしょうか。
しかし、わたしのようにもともとお給料が高くない一般職OLにとっては、大切な金額。

積立で運用すればそれなりのリターンも付いてくるかもしれないし、一度きりの人生の中で海外旅行の思い出がひとつ増やせるかもしれない。

それに、毎月1,000円を節約のは結構大変です。
高給取りの方には端金かもしれませんし、残業をされる方なら1時間で十分稼ぐことができるかもしれません。
でも、わたしにとっては、定時の分だけ働いて月1,000円のUPはやはり嬉しいです。

もちろん、
「B評価で1,000円なのー??もっと上げてほしい!」
という思いもありますが、やはり有難いです。

給与UPのための転職も良い。でも、今の場所で出来ることをするのも大切だと思っています。

1,000円足らずの昇給に一喜一憂して、ちょこちょこ稼ぐ企業にいるより、多くの給料が稼げる企業にパッと転職すればよい!なんて声もきこえそうです。

  • ただ、給与以外の面でわたしはいまの勤め先で働くメリットを感じています。それは
    残業ゼロ
  • 責任、仕事量に対する給料はそこそこ悪くない
  • 有給休暇をきちんと取得できる
  • 産前、育児休暇を取得できる

など。
ワークライフバランスという言葉がありますが、わたしはワーク3:ライフ7くらい…それ以上の気持ちでライフ、つまり自分の時間を大切にしたいと思っています。

仕事人間への憧れがあり、ぬるい働き方をしている事、一般職であることに自信をなくした時もありました。
でも最近は、ぼーっとする時間がないと窮屈でしんどくなってしまうようにも感じています。
背伸びもしたいけれど、わたしには今の働き方があっているのかもしれない。

人それぞれの立場、給与でできることをしたらいいのかな…

資産運用をされている方と接していて思うことは、やはりそこそこの額を貯蓄にお金を回すことができる、余剰金を持てる人がほとんどだということです。やっぱりお仕事もしっかりされていて、お給料そこそこの額でもあると感じます。

でも、一般的には月々数万円、場合によっては数千円の貯蓄が難しい人だっている。努力の問題の場合もあるけれど、そうでない場合も。
わたしはまだまだ資産形成・資産運用を始めたばかりで人にアドバイスできることなんてありませんし、自分自身のことで手一杯です。

でも、もし将来に不安を持つ人に「どうしよう?」と聞かれたら
「わたしは、今出来ることから手をつけることにしています。」と伝えたいなと思います。

いくら退職後に3,000万円必要だとしても(この数字は例えです)、それが用意できないかもしれない。「3,000万円貯めなきゃいけないのに、あれも出来ていない!これも出来ていない!給料が少ない!まず転職!資産運用!」
それも間違いではない。
ただ、“リスク耐性”という言葉もあるように、その人の性格やペース、生き方というものもある。

わたしも今後どういう生き方をするかわかりません。少なからず不安はありますし、老後必要額、それ以前にこれからのライフプランに向けた貯蓄がしっかりできるかはわかりません。

今回の昇給で、自分のやってきたことに少し自信を持つこともできました。
これからも、大きなことは無理でも、その時々で出来ることをコツコツと、積立投信と同じく一歩ずつ歩んでいきたいと思います。

まとめ

小さなきっかけ、ほんの僅かな昇給も大切にしたい。
まずは今できることから、小さなことから取り組むことを大切にしたい。

次の記事ではそんな昇給のためにわたしが努力している”ちょっとしたこと”を紹介したいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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