‪奨学金返済は貯蓄とのバランスが重要。129万円を3年9ヶ月で完済!‬




奨学金。
わたしは大学一回生の秋から月に3万円ずつ、合計129万円を借りていました。

学費のため、留学のため、バイトに時間をかけず他のことに取り組むため…人それぞれ借りる理由があると思います。
勤勉なイメージがあるためか、決して悪い響きには聞こえない奨学金。

しかし、
奨学金はまちがいなく借金です。

額が少ないなら社会人になってすぐに、
ボーナスなどで一気に完済するのも良いでしょう。

しかし、わたしは貯蓄とのバランスを保ちながら奨学金を返済する事をお勧めいたします

本記事では、わたしの実例を交えつつ、貯蓄と並行して奨学金を返す大切さについてご紹介します。

わたしの奨学金事情

わたしは大学1回生の9月から月3万円ずつ、計129万円の奨学金を借りていました。

第二種(有利子のもの)です。


返済スケジュール

  • 月3万円ずつ返済
  • 2013年4月〜2016年12月(3年9ヶ月)

わたしの場合、有利子であったため両親と相談して一括で返済してもらうことにしました(頑張って自力で有利子を返していらっしゃる方々、甘ったれですみません)。

その代わり、絶対に滞納しないことを約束。当時実家暮らしだったので、毎月の給料日に

  • 奨学金3万円
  • 家に入れる3万円

の、計6万円を実家に手渡ししていました。


余談ですが…
母は家計簿の余ったページに129マスの枠を作り、受け取るたびにわたしの目の前で3つずつマスを埋めて「あと半分だね!」などと励ましてくれました。ありがたい…

奨学金を返す原動力


奨学金を返し終えたら一人暮らしをする!と言うのがわたしの目標でした。

以前記事にもしましたが、わたしは通勤に1日5時間を要しており、今思えば日々の通勤電車ストレスは相当なものでした。
詳しくは「通勤時間が1日5時間だったわたしが思うメリット&デメリット」をご覧ください。

しかし、給与は決して高くない上に家賃補助は出ない、おまけに奨学金を返しながらの一人暮らしは金銭的に大変厳しいものです。
わたしは、一人暮らしをするためにも、早く奨学金を返そう!と心に誓いました。

尚、2016年12月に奨学金を完済し、2017年1月に早速一人暮らしを開始しました。「ひとり暮らしを始めて自分に自信が持てるようになりました。」にも書いたように、一人暮らしをしてよかったと心から思えます。

貯蓄と並行することが大切

わたしの場合、早く奨学金を返済したいなら、ボーナスを全額使う、月々の返済をもっと多くことも可能でした。
それこそ、頑張れば1〜2年で返すことができたはずです。

わたしが給与をフルで奨学金の返済に充てなかったのには理由があります。
それは、
貯蓄癖をしっかりつけるためです。

もし、社会人になってすぐに貯蓄癖をつけられていなければ、奨学金を完済したのちもなかなか貯蓄できなかったと思います。

今考えても、わたしは
「奨学金を返し終わったらその分貯金できるようになるわ〜」というのは甘い!という考えです。
よほど意志が強くない限り、間違いなく自由なお金が増えた分、反動で使ってしまうと思うのです。

一括返済してもらった甘ったれのわたしがいえることではありませんが、利子があれば尚のこと早く返したいですよね。
たとえ投資信託で数%の利益が出ても、その分奨学金のマイナスがあったら確実に邪魔をしてしまうのです。
でも貯蓄もしたい…

今返済の仕方で迷っている方には、ぜひご自身の収入に合わせたペースで、返すスピードはできるだけ早く、しかしわずかでも貯蓄も並行する金額を見極めることをお勧めします。

わたしの場合は、貯蓄を並行したおかげで今も安定して投資などにお金を回すことが出来ています。
習慣づけ、大事です。

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借りる人に気をつけて欲しい

月々3万円、奨学金を借りている中ではかなり少ない方ではありますが、それなりに大変でした。

借りたものを返すのは当たり前ですが、「あーあー、もし奨学金を借りていなかったらさらに129万円貯まってたのか…」と幾度となくションボリしました。

家庭環境に寄りますが、もし借りなくて良いならできるだけ借りない手段を考えてみてください。

奨学金返済を終えて

肩の荷が降りるとはことのとか!というほど気持ちがいいです。そして、借金がない分、将来の資産形成の予定が立てやすいと感じています。

その点、たとえ無利子であっても精神面を考えると早期返済も有り!だとわたしは思います。

まとめ

わたしから奨学金について伝えたいことは、

  • 出来るだけ借りない
  • 出来るだけ早く返す(無利子の場合も)
  • 収入と相談して貯蓄も並行する

ということです。

大変かと思いますが、投資と一緒でコツコツ返していきましょう。
返済中の皆さま、応援しております!

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