結婚して夫と生計を共にすることになり、生活費の額が変わりました。
2人で暮らすので、もちろん独身時よりも必要な額は増えます。
さて、生活費が変われば、変える必要があるもの…
生活防衛資金です。
ほんの5ヶ月前に、一人暮らし満一年を目前に再設定をしたところではありますが、ライフスタイルが変わったのだから仕方ない。
DINKSの我が家に合った金額にするため、改めて見直します。
「生活防衛資金とは?」
「必要な額っていくらなの?」
そんな疑問を持つ方の参考になればと思います。
生活防衛資金とは
以前の記事生活防衛資金を再設定しましたでもご紹介いたしましたが、インデックス投資家・水瀬ケンイチさんのブログ記事より引用させていただきます。
ブログ内の「インデックス投資の具体的方法 8ステップ」の生活防衛資金について書かれた記事に以下のように書かれています。
生活防衛資金とは、ひと言で言うと、何が起きても(リストラ・長期入院・災害など)自分と家族の生活をしっかり守るためのお金です。目安としては、「生活費の2年分」を、銀行預金など流動性の高い金融商品で確保することが望ましいと考えています。
【第2回】 金融危機、リストラ、災害、入院…不測の事態にも安心して投資を続ける秘訣とは
わたしにとっての生活防衛資金とは、不測の事態が起きても生活を守ることができる額を確保することにより、“備えになる”だけではなく、いざという時にも将来のために積み立ててきたファンドを切り崩さなくて良いので長期投資を続けるための環境作りの1つにもなるものだと思っています。
共働きダブルインカムは最強の保険
我が家は夫婦共働きで2人とも収入がある、いわゆるダブルインカムの状態です。
大災害はともかく、リストラや健康面の問題の場合、一人暮らしに比べ世帯で無収入になる確率は低いと考えられます。
生活防衛資金の考え方は大切ですが、そもそも収入口が2つあることはかなり大きな保険と言えます。
これからどのようなライフスタイルになるかは分かりませんが、できるなら共働きを続けてしっかり貯めて使って人生を楽しみたいと思います。
生活費の2年間分を継続
さて、収入口が2つあるため安心…ではありますが、2人一緒に働けなくなるリスクはゼロではありません。
大災害や、どちらかが大きな病気や怪我をして付きっきりにならなくてはいけない時が半年ほど続く…なんてこともないとは言えません。
やはり必要な生活防衛資金。
迷うのはその額です。
多くの場合、半年〜1年分あればある程度の出来事には対処できる気もします。
でも、ちょっと心配…
そんなわたしは、
「もし2年間分あれば、療養にしろ転職にしろ、急な出費にも落ち着いて対応できるし、心理的な安心感もあるなぁ」
と思っています。
そのため、独身時からのルールを継続し、生活防衛資金額は生活費の2年間分として設定しました(夫も生活防衛資金の考え方に賛成してくれました!よかった!)。
必要な額は人それぞれ
結婚してからの生活費は、一人暮らしの時の約1.5倍になりました。
(家賃や光熱費などが1人ずつよりも安くなっていることが数字に出ています。)
貯蓄額などと同様に、周りの方の金額が気になるかもしれません。
しかし人それぞれ収入や支出、ライフスタイル、家族の人数も異なるので、一概に「300万円あればいい!」というものでもありません。
ぜひ、ご自身の家計簿から必要な額を計算することをオススメいたします。
ちなみに、現金の貯蓄先は、普通預金、定期預金が中心です。
預金での利率は低いのですが、いざという時のためのお金なので流動性の高い場所に入れておくこととします。
(生活防衛資金に限らず、目安として半年以上使わない予定のお金は定期預金や普通預金より少し利率が良い住信SBIネット銀行のハイブリッド口座に入れています)
今は、あえての現金比率高
今年の我が家は、新婚旅行や結婚式を控えているため、まとまったお金が必要です。
そのため、生活防衛資金以上の現金(普通預金・定期預金)は無理に投資に回さない予定。
今は、夫婦共に独身時から続けている投資信託の積み立てを継続している状態ですが、夫婦合わせた、世帯としてのアセットアロケーションも見直すべきかな…などと考える今日この頃です。
偏った考えになるのもよくないので、夫の意見も聞き、もう少し勉強しよう…
まずは生活防衛資金の額を決められてホッとしています。
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